川井浄水場

8月8日(木)
水・交常任委員会の視察で、「水源の森」の帰りに瀬谷区の隣の亀甲山(かめのこやま)にある「川井浄水場」(旭区上川井町)を視察しました。

川井浄水場明治34年(1901年)に完成した、横浜市に現存する最も古い浄水場です。
当時の浄水能力は1日1000トンでしたが、現在は順次拡張・増築し、標準浄水能力1日106400トンです。昔ながらの沈殿池や急速ろ過池などを持つ浄水場ですが、これらの浄水方法を最新の浄水方式に設備を更新する工事を行っており、来年春には完成の予定です。

膜ろ過方式で、セラミック膜を利用して浄水するのです。新方式では施設の管理が容易で、省スペース性に優れています。川井浄水場は膜ろ過施設としては日本最大の規模となります。
1日計画浄水量は172800トンで現在の約1,6倍で、使用面積は今までの約半分です。新しくできた浄水場の給水範囲は、瀬谷区、旭区、緑区青葉区に加え泉区の一部にも給水されます。




工事中の浄水場(配水池)



完成間近の内部



浄水ろ過装置



膜ろ過の主役・セラミック



膜ろ過装置



配水池の屋上に設置された太陽光発電パネル